2015/10/10 08:04

皆さんこんにちは☆

朝晩めっきり冷え込んでまいりましたね。お風邪などひかれませんように。


さて、今回オーナーのmiyaは、兵庫県で毎年行われている手工芸の展覧会「全国手工芸コンクールinひょうご」に出品させていただきました♪

miyaはなるだけこういうコンテストには応募するようにしています。というのは…


「クロスターアルバイテンはまだまだ認知されていない」からなのです!


本来、オーストリアというカトリックの国土で培われた、宗教的な手工芸なのですね。

何世紀にもわたって口伝で伝えられてきた、本当に奥深い手工芸ではあるのですが…いかんせん、仏教国である日本においてはカトリック色でゴテゴテのクロスターは馴染みません(^^;)馴染めません、と言った方が良いかも。


では、どういったものが日本のコンクールにおいて受け入れられやすいか??

今までいくつかのコンクールに出品してきて感じたのですが、


「絵などをはめ込まず、美しいブリヨンの花々で埋め尽くした額作品」


…という傾向があるように思います。こんな感じですね。

これは、AJCクリエイターズコンテストというコンテストで佳作を受賞したものです。クロスターアルバイテン…というか、その技術を使用した装飾作品、という方が正しいのかもしれません。クロスターはあくまでカトリックの宗教的な意味合いがあるものだと解釈されますので、「クロスター的な」というような表現で…。


でも、その土地土地に合った作品を生み出していくのも作家としての一つのあり方だと思いますし、より多くの方に共感していただけるのでしたらクロスターを広めるうえで良いことだと思っています。


もちろん、コンテストによっても受賞できる作風の傾向というものもありますし、受賞がゴールでもありませんね。


「伝統工芸」という枠組みの中で、どれだけ「新しいもの」「風土に合うもの」を生み出せるか?ということを、日本におけるクロスターアルバイテンの発展のためにも、これから考えていかないといけないかもしれません。


クロスターの美しさをより多く知ってもらうためにも、今日も頑張って作品作りに励みます☆